USBメモリをパソコンに挿しても表示されないと、「中のデータは大丈夫かな」「すぐに初期化してよいのかな」と不安になりますよね。
仕事の書類や写真、動画などが保存されている場合は、焦って操作を進めるほどデータに影響する可能性があるため、まずはフォーマットを実行しないことが大切です。
USBメモリが認識しない原因は、本体だけでなく、USBポートやパソコンの設定、WindowsとMacの保存形式の違いなど、いくつかの場所に分けて考えられます。
この記事では、データにできるだけ触れずに確認できる順番で、Windows 11・Macそれぞれの見方や、表示されるメッセージへの対応をわかりやすく紹介します。
別のポートやパソコンでの確認から始めれば、どこに原因がありそうかを落ち着いて切り分けやすくなります。
この記事でわかること
- USBメモリが認識しないときに、フォーマット前に確認したい安全な手順
- USBメモリ本体・接続部分・パソコン側に分けた原因の考え方
- Windows 11の「ディスクの管理」やデバイスマネージャーで確認する方法
- MacのFinderとディスクユーティリティでUSBメモリの状態を確認する方法
- USBメモリが認識しないときはフォーマットせず安全な確認から始める
- 認識しない原因はUSBメモリ・接続部分・パソコンの3つに分けられる
- 別のポートやパソコンで試すと問題のある場所を切り分けやすい
- Windows 11ではエクスプローラーと「ディスクの管理」を順番に確認する
- WindowsのデバイスマネージャーでUSBドライバーの状態を確認する
- MacではFinderの表示設定とディスクユーティリティを確認する
- ランプが点灯しても表示されない場合は給電以外の原因を確認する
- 「フォーマットする必要があります」と表示されてもすぐには実行しない
- WindowsとMacの対応形式の違いでUSBメモリが使えないことがある
- 改善しない場合は高度な設定変更よりデータ保護を優先する
- まとめ
USBメモリが認識しないときはフォーマットせず安全な確認から始める

USBメモリが認識しないときは、いきなりフォーマットを実行せず、接続状態やパソコン側の一時的な不調を落ち着いて確認することが大切です。
データが入っている場合は特に、抜き差しのタイミングや接続方法を見直すだけで表示されることもあるため、負担の少ない手順から試してみましょう。
「初期化しますか」といった案内が出ても、その場で操作を進めないようにすると、大切なファイルを守りやすくなります。
アクセスランプの点滅中は抜かずに動作が落ち着くまで待つ
USBメモリにアクセスランプが付いている場合、点滅中はパソコンがデータを読み込んだり、内部の処理をしたりしている可能性があります。
挿した直後に画面へ表示されなくても、すぐに抜かず、まずは数十秒から数分ほど待ってみてください。
容量が大きいUSBメモリや、保存しているファイル数が多い場合は、認識まで少し時間がかかることがあります。
ランプが点滅している間に無理に抜くと、保存中のデータに影響するおそれがあります。
点滅が続く場合も、何度も抜き差しを繰り返すより、いったんパソコンの動作が落ち着くのを待つほうが安心です。
USBメモリを挿し直して端子の汚れや変形を確認する
USBメモリが奥までしっかり挿さっていないだけで、パソコンが正常に読み取れないことがあります。
一度取り外す必要があるときは、アクセスランプの点滅が止まり、パソコン側の処理も落ち着いていることを確認してから行いましょう。
取り外したあとは、USBメモリの金属端子にほこりや汚れが付いていないか、目で見て確認します。
端子に汚れが見える場合は、乾いた柔らかい布などでやさしく拭き、液体を直接付けないようにしてください。
端子が曲がっている、ぐらつく、ひびが入っているなど、外見上の変化がある場合は、無理に差し込まないことが大切です。
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USBメモリが斜めに挿さっていないか確認する。
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端子部分にほこりや異物がないか確認する。
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差し込むときに強い力が必要になっていないか確認する。
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パソコン側のUSBポートにも異物がないか、外から見える範囲で確認する。
見た目に問題がなさそうでも、挿し直す際はゆっくりまっすぐ差し込み、接続が安定しているかを確認してみましょう。
USBハブや変換アダプターを外して直接接続する
USBハブや変換アダプターを経由していると、電力や接続の状態が影響してUSBメモリが表示されにくくなる場合があります。
ノートパソコンやデスクトップパソコンにUSBポートがあるなら、できるだけUSBメモリを直接接続して試すのがおすすめです。
特に、複数の機器をつないでいるUSBハブでは、接続する機器の組み合わせによって動作が不安定になることもあります。
確認中だけでも中継機器を外すと、接続状況をシンプルにできます。
| 接続方法 | 確認のポイント |
|---|---|
| USBハブ経由 | ほかの周辺機器を外しても状況が変わらないか確認します。 |
| 変換アダプター経由 | アダプターの差し込みが緩んでいないか確認します。 |
| パソコンへ直接接続 | USBメモリをまっすぐ奥まで差し込みます。 |
直接接続で表示された場合は、USBメモリ本体だけでなく、途中に使っていた機器の接続状態も見直すきっかけになります。
別のUSBポートへの接続とパソコンの再起動を試す
同じパソコンにUSBポートが複数ある場合は、USBメモリを別のポートへ差し替えてみてください。
一方のポートでは反応しなくても、別のポートでは認識されることがあります。
差し替え前にはアクセスランプの状態を確認し、点滅が止まってからゆっくり取り外しましょう。
ポートを変えても表示されないときは、パソコンを再起動してからもう一度接続する方法もあります。
再起動前には、作業中の文書や開いている画面を保存し、USBメモリはいったん取り外しておくと安心です。
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USBメモリのアクセスランプが落ち着いていることを確認します。
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パソコンで作業中のデータを保存します。
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USBメモリを取り外してパソコンを再起動します。
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再起動後、別のUSBポートにUSBメモリを直接接続します。
ここまでの確認で変化があった場合は、どの接続方法やポートで表示されたかをメモしておくと、次の確認を進める際にも役立ちます。
認識しない原因はUSBメモリ・接続部分・パソコンの3つに分けられる
USBメモリが認識しない原因は、USBメモリ本体・接続部分・パソコン側のいずれかにあることが多いです。
さらに、保存形式や内部データの状態も関係するため、どこに問題がありそうかを分けて考えることが、落ち着いた対応につながります。
| 原因の分類 | 主な状態 | 起こりやすいサイン |
|---|---|---|
| USBメモリ本体 | 端子の傷み・内部の不具合 | どの機器につないでも反応がない |
| 接続部分 | ポートの接触不良・給電不足 | つなぐ場所によって反応が変わる |
| パソコン側 | ドライバー・表示・設定の問題 | 接続音はするのに保存場所が見つからない |
| データや形式 | ファイルシステムの破損・形式の違い | 読み込みを促す画面や警告が表示される |
USBメモリ本体の劣化や内部データの不具合
USBメモリは小さく持ち運びやすい反面、抜き差しの繰り返しや衝撃、長期間の使用によって端子や内部の部品に負担がかかることがあります。
端子が曲がっている、汚れが付いている、ケースに割れがあるといった見た目の変化があれば、本体側の影響も考えられます。
外見に問題がなくても、内部の記録領域や管理情報に不具合が生じると、パソコンがUSBメモリとして正しく読み取れない場合があります。
特に、データの読み書き中に取り外した経験がある場合は、保存内容だけでなく管理情報にも影響している可能性があります。
大切な写真や仕事のファイルが入っている場合は、何度も操作を繰り返さず、データを優先して扱うことが大切です。
USBポートの接触不良や電力不足
USBメモリ自体ではなく、差し込み先のUSBポートや途中の接続機器が原因で認識されないこともあります。
ポート内部にほこりがたまっていたり、端子が摩耗していたりすると、物理的につながっていても安定して通信できないことがあります。
また、複数の周辺機器を同時につないでいる環境や、USBハブなどを経由している環境では、USBメモリに十分な電力が届かない場合もあります。
このようなときは、認識したりしなかったりする、途中で表示が消える、アクセスランプの反応が不安定になるといった状態が見られることがあります。
- 差し込んだときにぐらつきがある
- 特定の差し込み口だけで反応しない
- ほかのUSB機器も同じ場所では動作が安定しない
- 接続中に表示されたり消えたりする
こうした傾向があれば、USBメモリだけに原因を絞らず、接続部分も候補に含めると判断しやすくなります。
ドライバーや表示設定などパソコン側の問題
パソコンがUSBメモリを検出していても、画面上で見える状態になっていないことがあります。
たとえば、USB機器を制御する仕組みが一時的にうまく動作していない場合や、保存場所に割り当てられる表示名が見えにくい状態になっている場合です。
このケースでは、USBメモリが壊れたように見えても、実際にはパソコン側で情報を表示しきれていないだけのこともあります。
パソコンの更新直後や、周辺機器を多く利用しているときには、一時的な認識のずれが起きることもあります。
ただし、設定を大きく変更すると状況の判断が難しくなるため、まずは「パソコンがUSBメモリを検出しているか」と「画面に表示されているか」は別の話だと捉えておくと安心です。
ファイルシステムの破損や対応形式の違い
USBメモリには、保存したデータを整理するためのファイルシステムという形式が使われています。
この管理情報が乱れると、パソコンはUSBメモリを検出していても、中に入っているデータを通常どおり開けないことがあります。
また、WindowsとMacでは、利用する形式によって読み書きできる範囲が異なる場合があります。
そのため、あるパソコンでは使えていたUSBメモリが、別の種類のパソコンでは表示されない、または中身を変更できないということもあります。
認識しないという状況には、「機器そのものを読み取れない場合」と「読み取れていてもデータを扱えない場合」があります。
表示される案内だけで原因を決めつけず、どの機器でどのような反応だったかを整理すると、次に確認する場所を選びやすくなります。
別のポートやパソコンで試すと問題のある場所を切り分けやすい
USBメモリが認識しないときは、別のUSBポートと別のパソコンで反応を比べると、原因がUSBメモリ側なのかパソコン側なのかを切り分けやすくなります。
いきなり設定を変えるのではなく、接続する場所だけを変えて同じUSBメモリを試すと、データに触れずに状況を確認できます。
確認した結果は、次のように整理すると分かりやすいです。
| 確認した結果 | 考えやすい場所 |
|---|---|
| 特定のポートでだけ使えない | USBポートや接続部分 |
| ほかのUSB機器も使えない | パソコン側のUSB接続環境 |
| 別のパソコンでも反応がない | USBメモリ本体または端子部分 |
| 周辺機器を外すと使える | 給電の不足や機器同士の影響 |
特定のUSBポートだけで使えない場合は接続部分を確認する
USBメモリを差し込む場所を変えて、あるポートでだけ認識しないなら、USBメモリよりもそのポート周辺に原因がある可能性を考えやすくなります。
デスクトップパソコンでは、本体前面と背面で接続状態が異なることもあるため、可能であれば場所を変えて試してみてください。
ノートパソコンの場合も、左右のポートで反応に違いがないか確認すると判断しやすくなります。
- USBメモリを奥までまっすぐ差し込めるか
- 端子やポートに目立つほこりや異物がないか
- 差し込んだときに極端なぐらつきがないか
- ほかのポートでは同じUSBメモリが使えるか
端子に気になる汚れが見えても、強くこすったり液体を使ったりすると接続部分を傷めるおそれがあります。
無理に押し込まず、見える範囲をやさしく確認する程度にとどめると安心です。
同じパソコンでほかのUSB機器が使えるか確認する
USBメモリだけでなく、手元にあるマウスやキーボードなども同じポートで使えるか試すと、パソコン側の状況を確認できます。
ほかのUSB機器も反応しない場合は、USBメモリ単体の問題とは限らず、接続部分やパソコンの一時的な不調が関係しているかもしれません。
反対に、ほかのUSB機器は問題なく使えて、そのUSBメモリだけが認識しない場合は、USBメモリの端子や内部の状態を慎重に見極める必要があります。
ただし、機器によって必要な電力や用途は異なるため、1種類だけの結果で決めつけないことが大切です。
確認用の機器は、普段から正常に使えているものを選びましょう。
別のパソコンでも認識しない場合はUSBメモリ側を疑う
別のパソコンに接続しても同じように反応がない場合は、USBメモリ本体や端子部分に原因がある可能性が高まります。
このときは何度も抜き差しを繰り返すより、どのパソコンでも同じ状態だったことを記録しておくほうが、次の対応を考えやすくなります。
- 試したパソコンの種類
- 試したUSBポートの数
- 接続したときの表示や音の有無
- USBメモリ本体の発熱や端子の傷の有無
反応が不安定な場合は、一時的に認識した際に操作を急ぐと、状況が変わってしまうことがあります。
特に大切なファイルが入っているなら、書き込みや初期化につながる操作は避けたまま、まずは接続結果を落ち着いて確認してください。
周辺機器を外して電力不足や機器同士の干渉を確認する
USBハブ、外付けドライブ、充電中の機器などを複数つないでいると、接続環境によってはUSBメモリが安定して認識されないことがあります。
いったん不要な周辺機器を外し、USBメモリだけをパソコン本体のポートへ直接つないで反応を見てみましょう。
USBハブを使っている場合は、ハブを介したときと直接つないだときで結果を比べると、接続経路の影響を確認できます。
- 使用していないUSB機器を外す
- USBハブを使っている場合は取り外す
- USBメモリをパソコン本体へ直接接続する
- 別のポートでも同じ結果になるか確かめる
周辺機器を外した状態で認識するなら、USBメモリそのものではなく、接続していた機器の数やつなぎ方が影響していた可能性があります。
このように接続条件を一つずつ変えることで、どこを優先して確認すべきかが見えやすくなります。
Windows 11ではエクスプローラーと「ディスクの管理」を順番に確認する

Windows 11でUSBメモリが見つからないときは、まずエクスプローラーの「PC」に表示されるかを確認し、その後に「ディスクの管理」で状態を見ていくと判断しやすいです。
エクスプローラーに出ていなくても、「ディスクの管理」ではUSBメモリが検出されている場合があります。
大切なデータが入っているUSBメモリでは、表示内容を確認する段階では変更や初期化を行わないことが大切です。
エクスプローラーの「PC」にUSBメモリが表示されるか確認する
最初に、エクスプローラーを開いて左側の一覧にある「PC」を選び、「デバイスとドライブ」にUSBメモリが表示されるか見てみましょう。
USBメモリは通常、「USB ドライブ」や製品名などと一緒に、ローカルディスクとは異なるドライブ文字で表示されます。
たとえば「E:」や「F:」などの表示があり、容量もUSBメモリのものと一致していれば、Windows上では読み込めている可能性があります。
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USBメモリらしい名前と容量のドライブがあるか確認する。
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ドライブを開いたときにファイルやフォルダーが見えるか確認する。
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開くまでに時間がかかる、またはエラー表示が出る場合は、何度も操作を繰り返さない。
表示されていても開けない場合は、ファイルの読み取りに関する問題が起きていることがあります。
一方で、「PC」にまったく表示されない場合でも、次の「ディスクの管理」で容量や領域が確認できることがあるため、そこで状況を確かめます。
「ディスクの管理」で認識状態や容量を確認する
「ディスクの管理」は、Windowsが記憶装置をどのように認識しているかを確認できる画面です。
スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選ぶと開けます。
画面の下側には「ディスク 0」「ディスク 1」のように記憶装置が並ぶため、USBメモリと同程度の容量を目印にして探してください。
パソコン内蔵のドライブと取り違えると不要な変更につながるため、名前だけで判断せず、容量も必ず照らし合わせましょう。
| 表示の例 | 確認できる状態 | この時点での対応 |
|---|---|---|
| 正常(プライマリ パーティション) | 領域自体は認識されている状態 | ドライブ文字の有無を確認する |
| 未割り当て | 使用できる領域として扱われていない状態 | 新しい操作を加えず、データの重要度を優先して判断する |
| RAW | Windowsが通常のファイルシステムとして読み取れない状態 | 初期化やフォーマットを急がない |
| メディアなし | USB機器としては見えても、記憶領域を読み取れていない可能性がある状態 | 画面上の変更操作は行わない |
「ディスクの管理」にUSBメモリらしい容量が表示されるなら、少なくともWindowsが接続された機器をある程度検出していると考えられます。
ただし、表示があることだけではファイルを安全に取り出せるとは限りません。
ドライブ文字がない場合は割り当てを検討する
「ディスクの管理」で正常な領域として表示されているのにエクスプローラーの「PC」に見当たらない場合は、ドライブ文字が付いていない可能性があります。
ドライブ文字とは、「E:」や「F:」のようにエクスプローラーで開くための識別記号です。
容量や状態を十分に確認したうえで対象のUSBメモリだと判断できるなら、領域を右クリックして「ドライブ文字とパスの変更」から追加を検討できます。
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USBメモリの容量と表示位置を確認し、対象を間違えていないか確かめる。
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対象の領域を右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選ぶ。
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「追加」から未使用のドライブ文字を選び、画面の案内に沿って設定する。
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エクスプローラーの「PC」に表示された後も、すぐにファイルを書き込まず読み取り状態を確認する。
この操作は通常、USBメモリを初期化するものではありません。
ただし、表示が不安定だったり、容量が不自然だったりする場合は、設定を変更せずに様子を見るほうが安心です。
未割り当てやRAWと表示された場合は初期化を急がない
「未割り当て」や「RAW」と表示されると、Windowsから初期化やフォーマットを促されることがあります。
けれども、以前保存したファイルが必要なUSBメモリなら、この段階で初期化やフォーマットを実行しないでください。
これらの表示は、保存されていた情報が完全になくなったことを意味するとは限らず、Windowsが通常どおりに内容を読み取れない状態を示している場合があります。
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「フォーマットしますか」と表示されても、必要なデータがあるなら選択しない。
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未割り当て領域に新しいボリュームを作成しない。
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容量が本来と異なる、または表示が頻繁に変わる場合は操作を止める。
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確認した表示内容をメモや画面保存で残しておく。
USBメモリを今後も使うことだけを優先するなら初期化が選択肢になる場合もありますが、保存済みのデータを優先したいときは別の判断が必要です。
まずは「ディスクの管理」に表示された状態を落ち着いて確認し、書き込みにつながる操作を避けることを優先しましょう。
WindowsのデバイスマネージャーでUSBドライバーの状態を確認する
USBメモリを挿してもWindowsに反応がない場合は、デバイスマネージャーでUSB関連の機器に警告表示が出ていないかを確認すると、パソコン側の状態を把握しやすくなります。
表示を確認したうえでドライバーの更新を試すことはできますが、削除や電源設定の変更は影響範囲を理解してから慎重に進めましょう。
保存データが必要なUSBメモリでは、原因を確かめる前に初期化へ進まないことが大切です。
警告マークや認識されていない機器を探す
デバイスマネージャーは、Windowsが認識している機器と、正常に使えていない可能性がある機器を一覧で確認できる画面です。
スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選ぶと開けます。
画面が開いたら、USBメモリを接続した状態で「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」や「ディスク ドライブ」の項目を確認します。
USBメモリの抜き差しに合わせて項目が増減するなら、接続そのものはWindowsに検出されている可能性があります。
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項目の左側に黄色い三角形の警告マークが付いている。
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「ほかのデバイス」の中に「不明なデバイス」と表示されている。
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USBメモリを挿した瞬間に新しい項目が現れるものの、警告表示が出る。
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「ディスク ドライブ」にUSBメモリらしい項目が表示されない。
警告マークや不明なデバイスが見つかった場合は、その項目を右クリックして「プロパティ」を開くと、デバイスの状態を確認できます。
表示された内容は、後から見返せるように画面保存やメモで残しておくと安心です。
名称だけでUSBメモリの項目だと断定しにくい場合は、抜き差しで表示が変わるかを見る方法が役立ちます。
USBドライバーの更新を試す
警告表示がある場合や、認識が不安定な場合は、対象項目のドライバー更新を試せることがあります。
ドライバーは、WindowsとUSB機器の間で情報をやり取りするためのソフトウェアです。
対象の項目を右クリックして「ドライバーの更新」を選び、「ドライバーを自動的に検索」を実行します。
Windows Updateを通じて適した更新が見つかることもありますが、更新が見つからない場合もあります。
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USBメモリを接続したまま、警告マークのある項目または変化した項目を右クリックします。
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「ドライバーの更新」を選択します。
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「ドライバーを自動的に検索」を選び、画面の案内に従います。
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完了後はUSBメモリを一度取り外し、改めて接続して表示を確認します。
パソコンのメーカーが案内している更新プログラムがある場合は、機種に合ったものか確認してから利用してください。
一方で、出所や対応機種が明確でないドライバー配布サイトを利用する必要はありません。
更新中はUSBメモリを抜いたり、パソコンの電源を切ったりしないでください。
ドライバーの削除と再認識は手順を確認して慎重に行う
ドライバーの更新で変化がないときは、USB関連の項目を削除して、再起動後にWindowsへ再認識させる方法が案内されることがあります。
ただし、USBコントローラーに関わる項目を削除すると、一時的にUSB接続のキーボードやマウスが使いにくくなる場合があります。
特にノートパソコン以外でUSB接続の入力機器を使っている場合は、操作方法を事前に確認しておくと安心です。
| 確認すること | 慎重にしたい理由 |
|---|---|
| 削除する項目名 | USBメモリ以外の周辺機器に関わる項目を選ぶ可能性があるためです。 |
| パソコンを再起動できる状態か | 再認識には再起動が必要になることがあるためです。 |
| 作業中のファイル | 再起動前に保存しておかないと、編集中の内容が失われるおそれがあるためです。 |
| 入力機器の接続方法 | USB機器が一時的に反応しにくくなる場合に備えるためです。 |
削除を行うなら、対象項目を右クリックして「デバイスのアンインストール」を選び、表示内容をよく読んでから進めます。
その後にWindowsを再起動すると、基本的なUSBドライバーが再び設定されることがあります。
複数の項目をまとめて削除したり、表示内容が分からないまま操作したりするのは避けましょう。
USBメモリ内のデータを優先したい場合は、パソコン側の変更を何度も繰り返さない判断も大切です。
高速スタートアップや電源管理の設定を見直す
パソコンを完全に終了したはずなのにUSB機器の状態が引き継がれ、再起動後も認識が安定しないことがあります。
このような場合は、高速スタートアップやUSBの省電力設定が関係している可能性があります。
高速スタートアップは起動を早くするための機能ですが、周辺機器の状態確認をしたいときには、一度無効にして変化を見る方法があります。
「コントロール パネル」から「電源オプション」を開き、「電源ボタンの動作を選択する」を選びます。
「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択した後、「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外せる場合があります。
設定変更後は、通常のシャットダウンではなく再起動を行い、USBメモリの認識状況を確認します。
また、デバイスマネージャーの「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」にある「USB ルート ハブ」などのプロパティには、電源管理の項目が表示されることがあります。
「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」という設定がある場合は、状態を記録してから見直すことができます。
ただし、項目名や表示の有無はパソコンによって異なるため、見つからなくても異常とは限りません。
設定を変えた後は一度に複数の変更を重ねず、USBメモリが認識するかをひとつずつ確認しましょう。
MacではFinderの表示設定とディスクユーティリティを確認する
MacでUSBメモリが認識しないように見えるときは、Finderで非表示になっているだけの場合と、ディスク自体が検出されていない場合を分けて確認すると安心です。
まずFinderの表示設定を見直し、それでも見つからなければディスクユーティリティでUSBメモリの名前が表示されるか確認しましょう。
ディスクユーティリティで検出されていても接続されていない状態なら、マウント操作でFinderに表示できることがあります。
Finderのサイドバーとデスクトップの表示設定を見直す
USBメモリがMacに接続されていても、Finderのサイドバーやデスクトップに外部ディスクを表示しない設定になっていると、保存先が見つからないことがあります。
この場合はUSBメモリそのものに問題があるとは限らないため、先に表示設定を確認してみてください。
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DockのFinderアイコンをクリックしてFinderを開きます。
-
画面上部の「Finder」から「設定」を選択します。
-
「一般」タブを開き、「外部ディスク」にチェックが入っているか確認します。
-
続いて「サイドバー」タブを開き、「場所」にある「外部ディスク」にチェックを入れます。
設定後、USBメモリがデスクトップまたはFinderのサイドバーに表示されるかを確認します。
表示される名称は製品名とは限らず、以前に付けたボリューム名や初期設定の名前になっていることもあります。
見慣れない名前でも、接続したUSBメモリの容量や取り外す前に使っていた名称と照らし合わせて判断すると、別のディスクを操作してしまう心配を減らせます。
ディスクユーティリティでUSBメモリが検出されているか確認する
Finderに表示されない場合は、MacがUSBメモリをディスクとして検出しているかをディスクユーティリティで確認します。
ディスクユーティリティは「アプリケーション」内の「ユーティリティ」フォルダから開けるほか、Spotlight検索で探すこともできます。
開いたら、画面上部の「表示」から「すべてのデバイスを表示」を選びます。
この表示に切り替えると、USBメモリ本体にあたる物理ディスクと、その中にあるボリュームを階層で確認しやすくなります。
| 表示の状態 | 考えられる状況 | 確認のポイント |
|---|---|---|
| USBメモリの名前とボリュームが表示される | Macはディスクを検出している | ボリュームが接続済みかを確認する |
| USBメモリの名前はあるが、ボリュームが薄い表示になっている | 未接続の状態になっている可能性がある | マウントを試せるか確認する |
| 一覧にUSBメモリらしい項目が見当たらない | Macがディスクとして検出できていない可能性がある | この画面での操作は進めず、表示状況を記録する |
一覧には内蔵ストレージや復旧用の領域も表示されるため、名前・容量・接続方法をよく見て対象を選ぶことが大切です。
内蔵ディスクと思われる項目は操作しないようにしてください。
検出済みで未接続の場合はマウントを試す
ディスクユーティリティにUSBメモリが表示され、ボリュームが未接続の状態であれば、「マウント」を選択してFinderへの接続を試せます。
左側の一覧でUSBメモリ内のボリュームを選び、画面上部にある「マウント」をクリックします。
正常にマウントできた場合は、FinderのサイドバーやデスクトップにUSBメモリが表示されることがあります。
マウント時にパスワードを求められた場合は、暗号化されたUSBメモリである可能性があります。
心当たりのあるパスワードを慎重に入力し、分からない場合は何度も推測入力を繰り返さず、管理者や設定した人に確認するほうが安心です。
「マウント」が選べない、または操作後も表示が変わらないときは、ファイルシステムやディスクの状態が影響していることもあります。
この段階で初期化や消去の操作を選ぶと保存済みのデータに影響するため、データが必要なUSBメモリでは消去を進めないでください。
First Aidは重要データの状態を考慮して実行を判断する
ディスクユーティリティの「First Aid」は、ディスクやボリュームの状態を確認し、問題の修復を試みる機能です。
USBメモリが検出されるものの開けない場合に選択肢になりますが、重要なデータが入っているときは、すぐに実行するより状況を慎重に判断しましょう。
First Aidの実行中や修復後に、ファイルの構成や一部のデータの見え方が変わる可能性を完全には避けられません。
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USBメモリ内のデータが不要で、状態確認を優先したい場合は実行を検討できます。
-
必要なファイルがあり、ほかのMacなどで読み出せる可能性を残したい場合は、先に無理な操作を増やさないほうがよいでしょう。
-
すでにUSBメモリが不安定で、接続と切断を繰り返す場合は、操作途中での中断を避けるためにも実行を急がないことが大切です。
実行する場合は、対象のUSBメモリであることを名前と容量から確認し、まずボリュームを選択して「First Aid」を選びます。
結果画面に問題が示されたとしても、表示内容だけで保存データの状態を断定することはできません。
大切な写真や仕事のファイルなどが入っている場合は、修復よりもデータを保護する判断を優先すると安心です。
ランプが点灯しても表示されない場合は給電以外の原因を確認する

USBメモリのランプが点灯していても、パソコンから保存領域として正しく認識されているとは限りません。
ランプは主に電力が届いていることを示すため、ドライブ文字の割り当てやマウント状態、データを管理する情報の状態を順に確認することが大切です。
ただし、異常な発熱や音がある場合は操作を続けず、USBメモリを取り外して安全を優先しましょう。
ランプの点灯はデータを正常に読み取れる証拠ではない
USBメモリのランプは、パソコンのUSBポートから電力が供給されているときに点灯または点滅するものが一般的です。
そのため、ランプが光っている状態でも、パソコン側がUSBメモリ内のデータを読み取れているとは判断できません。
たとえば、USBメモリの内部にある保存領域の情報を読み込めない場合、ランプは点灯していてもエクスプローラーやFinderには表示されないことがあります。
点滅するタイプでは、接続時だけ短く点滅する、または不規則に点滅することもありますが、ランプの動きだけで状態を決めつけないようにしましょう。
| ランプの状態 | 考えられること | 判断時の注意点 |
|---|---|---|
| 点灯している | USBメモリに電力が届いている可能性があります。 | 保存データを読める状態とは限りません。 |
| 接続時に点滅する | パソコンが接続を検知している場合があります。 | 画面上で利用できるかは別途確認が必要です。 |
| 点滅し続ける | 読み書きの処理や接続の不安定さが関係する場合があります。 | 頻繁な抜き差しは避けましょう。 |
ドライブ文字やマウント状態を確認する
USBメモリ自体がパソコンに認識されていても、開くための表示が設定されていないことで、普段使う画面に見えない場合があります。
Windowsでは、USBメモリにドライブ文字が割り当てられていないと、エクスプローラーの「PC」に表示されません。
ディスクの管理でUSBメモリらしい容量のディスクが見えている場合は、ドライブ文字の有無を確認する手がかりになります。
一方、Macでは保存領域がマウントされていないと、Finderのサイドバーやデスクトップに表示されないことがあります。
ディスクユーティリティで対象のUSBメモリが薄い表示になっている場合は、マウントされていない状態の可能性があります。
名前と容量を照らし合わせ、内蔵ストレージではなくUSBメモリを選んでいるかを必ず確認してください。
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Windowsでは、エクスプローラーに表示がなくてもディスクの管理で容量を確認します。
-
Macでは、Finderに表示がなくてもディスクユーティリティの一覧を確認します。
-
容量や名称が不明なディスクには、変更を加えないようにします。
ファイルシステムの不具合やパーティション情報の問題を考える
USBメモリでは、保存データを管理するファイルシステムや、保存領域の区切りを示すパーティション情報に問題が生じると、パソコンが正常に表示できないことがあります。
この場合、パソコンがUSBメモリの接続そのものは検知していても、中のフォルダやファイルを開けない状態になることがあります。
以前は使えていたUSBメモリが突然表示されなくなった場合は、使用中の取り外し、書き込み途中の中断、別の機器との利用などが影響している可能性もあります。
また、WindowsとMac、テレビ、カーナビなど複数の機器で使っていたUSBメモリでは、機器ごとの対応形式の違いが関係する場合があります。
表示されたメッセージだけでは原因を絞り込めないため、必要なデータがあるうちは、内容を書き換える操作を増やさないことが安心です。
特に、容量が正しく表示されない、空のUSBメモリのように見える、接続するたびに表示が変わるといった場合は、慎重に扱いましょう。
異音や異常な発熱がある場合は使用を中止する
USBメモリを接続した際に普段と異なる音がする、触れないほど熱くなる、焦げたようなにおいがするといった場合は、使用を中止してください。
USBメモリは小型のため多少の温かさを感じることはありますが、短時間で強く発熱する状態は通常とはいえません。
異常を感じる状態で接続や取り外しを繰り返さないことが重要です。
パソコン側のUSBポートを保護するためにも、無理に読み出そうとせず、いったん取り外して状態を確認しましょう。
大切なファイルが入っている場合は、操作を重ねるよりも、データを守るための対応を優先することが大切です。
「フォーマットする必要があります」と表示されてもすぐには実行しない
USBメモリを接続したときに「フォーマットする必要があります」と表示されても、必要なファイルが入っているなら、すぐに実行しないでください。
この表示はUSBメモリ内のデータをパソコンが正しく読み取れないときに出ることがあり、初期化すると保存済みのデータへ影響する可能性があります。
まずは表示をキャンセルし、データが必要かどうかを基準に次の対応を選ぶことが大切です。
フォーマットすると保存データへ影響する可能性がある
フォーマットとは、USBメモリを使える状態に整えるために記録領域を初期化する操作です。
実行後にデータがすぐ完全に見えなくなるとは限りませんが、ファイルの管理情報が書き換えられ、元の状態へ戻すことが難しくなる場合があります。
とくに、フォーマット後に新しい写真や書類を保存すると、以前のデータがあった領域へ上書きされる可能性が高まります。
「開けないから初期化する」という順番ではなく、まず中のデータが必要かを確認することが安心です。
| 表示された状況 | すぐにフォーマットしないほうがよい理由 |
|---|---|
| 仕事の書類や写真が入っている | 初期化により、データの確認や救出が難しくなる可能性があるためです。 |
| 以前は問題なく使えていた | USBメモリの中身ではなく、一時的な読み取り不良などが関係している場合もあります。 |
| 何が入っていたか思い出せない | 必要なファイルが残っている可能性を考え、内容を確認するまでは慎重に扱うためです。 |
表示される案内文には「フォーマットしますか」といった選択肢が出ることがありますが、これはデータの不要・必要を自動で判断してくれるものではありません。
操作を急がず、USBメモリを最後に使った場面や、保存していたファイルを思い出してから判断しましょう。
重要なデータがある場合はキャンセルして接続を繰り返さない
大切なデータが入っている場合は、フォーマットを促す画面で「キャンセル」や「いいえ」を選び、それ以上の書き込み操作を避けてください。
何度も抜き差ししたり、同じ画面で初期化や修復を試したりすると、状態によっては状況の確認がしにくくなることがあります。
必要なデータがあるUSBメモリでは、保存・削除・初期化を行わないことが基本です。
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フォーマットの確認画面はキャンセルする。
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USBメモリ内へ新しいファイルを保存しない。
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不要な削除や名前の変更をしない。
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修復を促す画面が出ても、内容を確認せずに進めない。
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扱いに迷う場合は、USBメモリを安全に保管して操作をいったん止める。
すでに一度フォーマットを実行してしまった場合でも、続けてデータを書き込まないことが重要です。
その後の操作によってはデータの状態が変わる可能性があるため、慌てて複数の方法を試すより、必要なファイルの優先度を整理してから対応を考えましょう。
データが不要な場合だけ対応形式を確認してフォーマットを検討する
USBメモリ内のデータが不要で、今後そのUSBメモリを使い直したい場合に限り、フォーマットを検討できます。
ただし、初期化を行っても必ず正常に使えるようになるとは限らないため、実行前に用途と対応形式を確認することが必要です。
たとえばパソコンだけで使うのか、テレビやカーナビなどにも接続するのかによって、選ぶべき形式が変わることがあります。
| 確認すること | 確認する理由 |
|---|---|
| USBメモリ内のデータは不要か | フォーマット後に以前のファイルをそのまま使うことはできなくなるためです。 |
| 主に使う機器は何か | 機器ごとに読み取れる形式が異なる場合があるためです。 |
| USBメモリの容量表示は自然か | 表示に違和感がある場合は、初期化だけで判断せず慎重に扱うためです。 |
| フォーマット後に試し書き込みできるか | 使用を続ける前に、保存と読み取りが安定しているかを確かめるためです。 |
フォーマットする場合は、対象となるUSBメモリを間違えないよう、容量や名称をよく確認してください。
パソコンに複数の外付け機器をつないでいるときは、別の保存先を選ばないように、不要な機器を外してから操作すると確認しやすくなります。
初期化や修復の前に必要なデータの救出を優先する
USBメモリの中に必要なデータがあるなら、初期化や修復を進める前に、ファイルを別の保存先へ移せるかを優先して考えましょう。
一部のフォルダだけでも開ける場合は、重要度の高い書類や写真から順に、パソコン本体や別の保存媒体へコピーできることがあります。
コピー中にエラーが出たり、読み取りが不安定だったりする場合は、無理に操作を続けないほうがよいでしょう。
初期化はデータを守るための操作ではなく、データが不要になった後に使い直しを検討するための操作です。
「フォーマットする必要があります」という表示だけでUSBメモリが完全に使えなくなったと決めつけず、データの必要性を最初に判断することが、後悔しにくい対応につながります。
WindowsとMacの対応形式の違いでUSBメモリが使えないことがある
USBメモリ自体に問題がなくても、保存形式がWindowsまたはMacに合っていないために、ファイルが表示されなかったり書き込めなかったりすることがあります。
両方のパソコンで使いたい場合は、利用する機器とファイル容量に合う形式を選ぶことが大切です。
ただし、保存形式を変更するとUSBメモリ内のデータが消える場合があるため、変更前には中身を確認しておきましょう。
| 保存形式 | Windows | Mac | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| NTFS | 読み書きしやすい | 読み取りはできても、標準状態では書き込みに制限がある場合がある | Windowsでよく使われる形式 |
| APFS | 標準では表示できない | 読み書きしやすい | 比較的新しいMac向けの形式 |
| Mac OS拡張 | 標準では表示できない | 読み書きしやすい | Macで従来から使われる形式 |
| exFAT | 読み書きしやすい | 読み書きしやすい | WindowsとMacで共有しやすい形式 |
| FAT32 | 読み書きしやすい | 読み書きしやすい | 幅広い機器で使える一方、1ファイルの容量に制限がある |
NTFSはMacでの書き込みに制限がある場合がある
NTFSはWindowsで広く使われている保存形式で、Windowsのパソコンでは通常どおりファイルの保存や削除ができます。
一方でMacに接続した場合、USBメモリの中身を読むことはできても、ファイルの追加・編集・削除ができない状態になることがあります。
たとえば、Macで作成した書類をUSBメモリへ移そうとしても、コピーできない、保存先として選べないといった状況になることがあります。
これはUSBメモリの故障ではなく、Mac標準のNTFSへの書き込み対応によるものと考えられます。
WindowsとMacを行き来して使う予定があるなら、NTFSのまま使い続けるより、共有しやすい形式を検討すると安心です。
APFSやMac OS拡張形式はWindowsで標準表示できない
APFSやMac OS拡張形式は、Macで使いやすいように設計された保存形式です。
これらの形式で初期化されたUSBメモリをWindowsパソコンへ接続すると、エクスプローラーに表示されない、または開けないことがあります。
Windows側がUSBメモリをまったく検出していないように見えても、実際には保存形式を標準で読み取れないだけの場合もあります。
特にMac専用のバックアップや作業用として設定したUSBメモリは、そのままWindowsで使えないことがあるため注意が必要です。
職場のWindowsパソコン、自宅のMac、共有のパソコンなど、複数の環境で使うなら、最初に利用する機器を整理しておくと選びやすくなります。
両方で使う場合はexFATなど用途に合う形式を選ぶ
WindowsとMacの両方でUSBメモリを使うなら、一般的にはexFATが候補になります。
exFATはWindowsとMacのどちらでも読み書きしやすく、写真や動画など容量の大きいファイルを扱いたいときにも選ばれやすい形式です。
ただし、テレビ、カーナビ、ゲーム機、プリンターなどの機器では、exFATに対応していないことがあります。
幅広い機器との接続を優先したい場合は、FAT32が必要になるケースもあります。
FAT32は互換性を重視しやすい一方で、1つのファイルにつき4GBを超えるデータを保存できないという制約があります。
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WindowsとMacのパソコンで使う場合は、exFATを候補にします。
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動画など大きなファイルを保存する場合は、FAT32の容量制限に注意します。
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特定の機器でも使う場合は、その機器の説明書や公式案内で対応形式を確認します。
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Windowsだけで使う場合は、用途によってNTFSも選択肢になります。
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Macだけで使う場合は、Mac向けの形式を選ぶ方法もあります。
形式を変更する前に保存データを別の場所へ移す
USBメモリの保存形式を変更する操作は、一般に初期化を伴います。
そのため、形式を選び直す前には、USBメモリ内の必要なファイルをパソコン本体や別の保存先へ移しておくことが重要です。
移動先の容量に余裕があるか、コピーしたファイルを問題なく開けるかも確認しておくと安心です。
保存形式は、一度決めたら変えられないものではありません。
ただし、使うパソコンや接続する機器が変わるたびに変更すると手間や負担が増えやすいため、今後もっとも使う環境を基準に選ぶと管理しやすくなります。
改善しない場合は高度な設定変更よりデータ保護を優先する

USBメモリが認識しない状態が続くときは、設定を何度も変えるよりも、保存データにこれ以上負担をかけないことを優先しましょう。
特に仕事の書類、写真、動画などが入っている場合は、自己判断で操作を進めすぎず、状況を記録したうえで慎重に対応することが大切です。
認識できるようになった瞬間にデータを退避できるよう、保存先をあらかじめ用意しておくと落ち着いて対応しやすくなります。
何度も抜き差ししたり通電を繰り返したりしない
認識しないUSBメモリを短時間に何度も抜き差しすると、接続部分や内部の状態に負担がかかることがあります。
パソコンの再起動や別の接続先での確認をすでに行っても変化がない場合は、何度も通電を繰り返すより、一度使用を止めるほうが安心です。
USB端子が熱い、焦げたようなにおいがする、外装が変形しているなどの異常がある場合は、そのまま接続を続けないでください。
パソコン側の端子にも影響が及ぶおそれがあるため、USBメモリを取り外し、状態が落ち着くまで再接続は控えます。
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確認した日時と、接続したパソコンや端子をメモします。
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表示されたメッセージがあれば、画面の写真やスクリーンショットを残します。
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USBメモリの型番、容量、購入時期が分かる場合は控えておきます。
こうした情報は、後から相談先を選ぶときや状況を説明するときにも役立ちます。
初期化・修復・システム復元は影響を確認してから行う
初期化や修復に関する操作は、認識しない状態を改善できる場合がある一方で、保存されているデータの状態を変えてしまう可能性もあります。
内容を確認できないUSBメモリに大切なデータが入っているなら、操作画面に表示された案内だけで進めず、何が変わるのかを確認してから判断しましょう。
| 操作 | 確認しておきたい点 |
|---|---|
| 初期化 | USBメモリ内のデータが消去される可能性があります。 |
| 修復機能の実行 | ファイル構造や保存情報が変更される場合があります。 |
| システム復元 | パソコンの設定やアプリケーションに影響することがあります。 |
システム復元は主にパソコン側の状態を戻すための機能であり、USBメモリ内のデータを直接取り戻す操作ではありません。
実行前には、パソコン本体の重要なファイルも別の場所へ保存し、復元後に使えなくなる可能性があるアプリケーションや設定がないか確認します。
データを優先したいときは、「認識させるための操作」と「データを守るための判断」は分けて考えることがポイントです。
重要データがある場合はデータ復旧サービスへの相談を検討する
USBメモリ内に代えのないデータがあり、自力での確認でも改善しない場合は、データ復旧サービスへの相談を検討できます。
相談する際は、USBメモリを何度も使用したか、どのような表示が出たか、落下や水ぬれなど心当たりがあるかを伝えると、状況を判断してもらいやすくなります。
復旧の可否や費用、必要な期間は、故障状況やデータの状態によって異なります。
依頼前には、診断費用の有無、作業後の扱い、見積もりの内容、個人情報やデータの取り扱い方針を確認しておくと安心です。
特に業務資料や個人情報を含むデータでは、情報管理に関する説明が分かりやすい相談先を選ぶことが大切です。
認識できた場合はすぐに別の保存先へバックアップする
一時的にでもUSBメモリが認識できた場合は、原因の確認より先に、必要なデータを別の保存先へコピーしましょう。
コピー中に接続が切れることもあるため、最初に優先度の高い書類や写真などから移すと安心です。
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パソコン本体、外付け保存機器、信頼できるクラウドストレージなど、退避先を用意します。
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最優先のフォルダーやファイルから順にコピーします。
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コピー後は、退避先でファイルを開けるか確認します。
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バックアップが完了するまでは、USBメモリ内のデータを移動や削除しないようにします。
コピーではなく移動を選ぶと、途中で問題が起きた際にデータの所在が分かりにくくなることがあります。
そのため、まずは「コピーして確認する」ことを優先し、USBメモリ内の元データはバックアップ完了後もしばらく残しておくとよいでしょう。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- USBメモリが認識しないときは、まずフォーマットをせずに状況を確認する
- 原因はUSBメモリ本体、接続部分、パソコン側に分けて考える
- 別のUSBポートや別のパソコンで試すと、問題のある場所を切り分けやすい
- Windowsではエクスプローラー、ディスクの管理、デバイスマネージャーを順番に確認する
- MacではFinderの表示設定とディスクユーティリティを確認する
- ランプが点灯していても、データ領域まで正常に読み取れているとは限らない
- フォーマットを求める表示が出ても、必要なデータがある場合はすぐに実行しない
- WindowsとMacの保存形式の違いによって、読み書きできないことがある
- 改善しないときは無理な設定変更を重ねず、データ保護を優先する
USBメモリが認識しないと、急いで直そうとして初期化や設定変更を進めたくなるかもしれません。
ただ、大切なファイルが入っている場合は、接続先を変える、表示状態を確認するといった負担の少ない手順から試すことが安心につながります。
一度でも表示できたときは、作業を続ける前に必要なデータを別の保存先へ移しておきましょう。
異常な発熱や反応の不安定さがある場合は使用を止め、無理に操作を繰り返さないことも大切です。
落ち着いて状況を切り分けながら、できることから順番に確認してみてください。

