【注意喚起】楽天証券を装った不審なメールにご注意

雑学

【注意喚起】楽天証券を装った不審なメールにご注意ください

最近、「楽天証券」を名乗る不審なメールが届いたというご報告をいただいております。
今回、私の元にも同様の迷惑メールが届きましたので、その内容を公開するとともに、皆さまへの注意喚起を目的に情報を共有いたします。

📩 届いた迷惑メールの内容(原文のまま掲載)

送信元:
楽天証券 service@rakuten-sec.co.jp

タイトル:
【重要なお知らせ】アカウントの安全強化とお客様情報のご更新のお願い(24時間以内)

本文:

平素より楽天証券をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、お客様の大切なアカウントを保護する目的で、24時間以内に個人情報および投資スタイルのご確認とご更新をお願い申し上げます。
▼ 安全確認・更新はこちら

■ご利用確認はこちら

本手続きにより、お客様の投資行動を安全性と最適化の観点から分析し、お一人おひとりに最適な銘柄をご案内できるようになります。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


楽天証券について(以下略)

金融庁金融サービス利用者相談室
(以下略)

証券取引等監視委員会情報提供窓口新しいウィンドウで開きます

⚠ 本文中のリンクにご注意ください

上記のメール本文に記載されていた
「■ご利用確認はこちら」という文言には、正規の楽天証券サイトとは異なる不審なリンクが仕込まれていました。

こうしたリンクをクリックすると、フィッシングサイト(偽サイト)へ誘導され、ログイン情報や個人情報、カード情報などを不正に取得される危険があります。

🔍 リンク先を確認する方法

メール内のリンクが本物かどうかを見分けるには、次の方法が有効です:

  • パソコンをご利用の方は、リンクの上で右クリックし、「リンクのアドレスをコピー」や「リンクのURLを確認」などを選ぶことで、実際の遷移先を確認できます。

  • スマートフォンの場合は、リンクの上で長押しすると、実際のURLが表示されます。

このようにして、リンクの見た目と実際の遷移先が一致しているかを確認することが大切です。

ただし、少しでも怪しいと感じた場合は、リンクをクリックしないことが一番安全です。

💡 迷惑メールによく見られる特徴とは?

今回のメールにも、以下のような迷惑メールにありがちな特徴が見られます:

  • 差出人が「楽天証券」となっていても、本物の送信元であるとは限りません。

  • 「24時間以内に確認を」など、受信者の不安をあおるような緊急性を強調する文言が使われています。

  • 日本語の文章は一見自然ですが、実際の楽天証券からのメールと比べてやや簡素で、文面に違和感を覚えることもあります。

  • 実在する楽天証券の情報やリンクを貼ることで、メールの信頼性を装っています。

✅ 安全のために心がけたいこと

  • 楽天証券など金融機関からのメールで**「情報の更新」や「24時間以内に確認を」**などの案内が届いた場合は、一度公式サイトからログインして確認するようにしてください。

  • メール内のリンクを安易にクリックしないことが、最も効果的な自衛手段です。

  • 少しでも不審だと感じた場合は、そのまま削除することをおすすめします。

📞 困ったときの相談窓口

迷惑メールを受信してしまった場合や、万が一リンクを開いてしまった場合でも、以下のような公的な窓口に相談することが可能です。

  • 金融庁 金融サービス利用者相談室
    電話:0570-016811(平日10:00~17:00)

  • 証券取引等監視委員会 情報提供窓口
    電話:0570-00-3581

皆さまもどうか十分ご注意ください。
このような詐欺メールにだまされることのないよう、冷静な対応を心がけましょう。

ご家族やご友人にも、この記事をシェアしてあげてくださいね。
安全なインターネット利用のために、日頃からの意識が大切です。

タイトルとURLをコピーしました