【猫が水入れをひっくり返す理由】今すぐできる簡単な対策とNG対応

雑学

【猫が水入れをひっくり返す理由】今すぐできる簡単な対策とNG対応

  1. 猫が水入れをひっくり返すのはなぜ?【原因を知ろう】
    1. 遊びやストレスによるいたずら行動
    2. 水入れが不安定で気になる
    3. 好みの飲み方に合っていない
    4. 他の猫や周囲の環境の影響
  2. 放置は危険!水入れひっくり返しが引き起こすリスク
    1. 床が汚れてすべってけがの原因に
    2. 水が不衛生になり、病気の元に
    3. 水を飲めず、脱水状態になる危険
  3. 猫の水入れを倒させないためのすぐできる対策
    1. 倒れにくい水入れに変える
      1. 重ための陶器やステンレス製がおすすめ
      2. 深すぎず広口の安定感のある器を選ぼう
    2. 滑り止めや吸盤などで固定する
      1. 100円ショップの滑り止めシートも便利
      2. 吸盤付きの自動給水器も見てみよう
    3. ウォーターファウンテンの導入も勧め
      1. 常に流れる水は好きな猫が多い
      2. 高いタイプなら音や電気代が気になる場合も
  4. 水入れの置き場所も見直そう
    1. 静かで安心できる場所を選ぼう
    2. 食器と水器は距離をとって別に置こう
    3. 直射日光やエアコンの風が当たらない場所を選ぼう
  5. 年齢や性格で違う?猫のタイプ別アプローチ
    1. 子猫は遊び感覚でこぼすことも
    2. 高齢猫は関節の負担や視力低下が原因のことも
    3. 活発な性格の猫は、初期対策が大事
    4. 神経走ってる性格の場合は、環境見直しも
  6. 水入れの種類別!おすすめ容器の特徴と注意点
    1. 陶器製・ステンレス製のボウル
    2. プラスチック製の容器
    3. 自動給水器・流水型ファウンテン
  7. 実際に効果があった!飼い主さんの実体験記 3選
    1. 陶器ボウルに変えたらぴたりと止まった!
    2. マットを下に広げたけで改善
    3. 自動給水器で飲水量UP
  8. 脱水症状に要注意!猫が水を飲まないとどうなる?
    1. 脱水症状のサインとチェック方法
    2. 水分不足は肾脅などの病気の元に
    3. 水分補給にはウェットフードの使用も
  9. よくある質問(FAQ)
    1. Q. 猫が水をこぼしたら厳しくしてもいいですか?
    2. Q. ペットボトル式の給水器はこぼし防止になりますか?
    3. Q. どんな猫が水をこぼしやすいの?
  10. まとめ 猫の水問題はちょっとした工夫で解決できる!

猫が水入れをひっくり返すのはなぜ?【原因を知ろう】

水入れをぐいっとひっくり返してしまう猫。
この行動に頭を抱えているさんも多いのではないでしょうか?

この行動にはさまざまな原因があります。
先に猫の精神状態や環境を見直すことで、対策が簡単になる場合もありますよ。

遊びやストレスによるいたずら行動

孤独や逆立ちを感じていると、気を引きたくてわざと水をこぼすこともあります。

あるいは、本人は遊んでいるつもりで、水のひんやりの声や動きを楽しんでいるのかも。

水入れが不安定で気になる

水入れが軟かったり、身体が小さかったりすると、振れるたびに気になってしまうことも。

わずと手をかけて、ゆらゆら動かしてしまうような場面もよく見られます。

好みの飲み方に合っていない

深すぎる器は首が下向きになったり、飲みづらさを感じます。

そのため、気に食わず、手で水をすくったり水入れを動かしたりするといった行動になることもあります。

他の猫や周囲の環境の影響

マルチキャットの家庭などでは、他の猫との競争や地域意識で、行動が上書きされる場合も。

最近環境が変わった場合は特に、これらの影響を考えてみましょう。

放置は危険!水入れひっくり返しが引き起こすリスク

「たかが水をこぼしただけ」と思われがちですが、
当たり前になってしまうこの行動には、じつは危険が隠れています。

それを放置しておくと、猫にとっても人にとっても問題が生じることも。

床が汚れてすべってけがの原因に

水が漂いた床は、本人はもちろん、さんもすべりやすくなります。

ころんと転んだりけがしたりする危険もありますので、
特に高齢猫や子猫は注意が必要です。

水が不衛生になり、病気の元に

こぼされた水は、城を捨てた状態になり、そのまま放っておくと気付かぬうちにカビが発生したり、蠕類が増えたりします。

行き来する場所や床のカビは、人間も気づかぬうちに食事をしたり、卯れをしたりすることもあります。

水を飲めず、脱水状態になる危険

こぼしたままで日中を過ごしてしまうと、猫が水を飲めない時間が長くなります。

特に夏の暑い時期は脱水状態の危険が高まりますので、目を難さず見守ってあげましょう。

水をこぼすことを放置しておくと、上記のような危険が隠れています。

できるだけ早く原因を見極めて、
適切な対策をしてあげることが大切です。

猫の水入れを倒させないためのすぐできる対策

猫ちゃんが水をこぼしてしまうのはよくあることですが、
家の中を汚したり危険があったりするので、なるべく早めに対策してあげたいですよね。

ここでは、今すぐ試せる実際の対策をご紹介します。

倒れにくい水入れに変える

重ための陶器やステンレス製がおすすめ

元々重さのある器なら、手でごそごそしても動きにくいため、
自然と倒すことが減ります。

平結で底面が広いものを選ぶのもポイントです。

深すぎず広口の安定感のある器を選ぼう

深すぎる器は首を添れるのが大変で、そのストレスでこぼすこともあります。

広口で首を下げずに飲める型なら、
猫ちゃんも飲みやすく、こぼすことも減りますよ。

滑り止めや吸盤などで固定する

100円ショップの滑り止めシートも便利

水入れを直接地面に置くのではなく、
ラバーマットや滑り止めマットなどで底を固定するだけで、
倒れる率がぐんと低くなります。

吸盤付きの自動給水器も見てみよう

重さや固定性だけでなく、
吸盤でしっかり自体を地面に貼り付ける型の器もあります。

深夜にこぼされているのを発見して、
朝ビッチリ…なんてことを避ぐのにも有効です。

ウォーターファウンテンの導入も勧め

常に流れる水は好きな猫が多い

自然に水が流れる型の器は、
お気に入りの猫も多く、飲水量が増えることもあります。

水を助けてあげるためのゲーム感覚もあり、
遊んでこぼす行動が減ることも。

高いタイプなら音や電気代が気になる場合も

ただし、中にポンプを使うものもあり、
声に敏感な猫ちゃんには向いていない場合もあります。

最初は簡易な型から試してみるのも良いかもしれませんね。

水入れの置き場所も見直そう

水入れそのものだけでなく、
どこに置くかという点も影響力の大きな要素です。

この置き場所を見直すだけで、
こぼしたりしなくなることもありますよ。

静かで安心できる場所を選ぼう

猫は音に敏感で、人の行き来が多い場所や
テレビの声、電気製品の音がする場所は苦手な対象も多いです。

そのため、水入れはできるだけ静かな部屋の方角に置いてあげるのが良いでしょう。

食器と水器は距離をとって別に置こう

猫は本能的に、食べ物と水を隠れて置たいと考える種類です。

そのため、食器の隣にしていると水を飲まなくなる場合も。

数十cmでも結構ですので、
広い部屋でなくても距離をとって設置するのがポイントです。

直射日光やエアコンの風が当たらない場所を選ぼう

広告チラシなので見落としがちですが、
直射日光は水の温度を高め、味を変化させてしまいます。

それは猫が水を好まなくなる原因になることも。

あわせてエアコンの風が目目しく当たる場所にも気を付けてあげましょう。

年齢や性格で違う?猫のタイプ別アプローチ

猫の水入れをこぼす行動は、じつは年齢や性格によって原因や対処方法が違うこともあります。

同じ行動でも、なぜその行動をしているのかを見極めると、
最適な対策をしやすくなりますよ。

子猫は遊び感覚でこぼすことも

子猫の場合は、すべてが現在動言のような時期で、
水の漂きや声、光の反射などに興味湧々です。

そのため、水をこぼすのも遊び感覚の一端の場合があります。

この場合は、滑り止めのしっかりした器や
固定できる自動給水器などが効果的です。

高齢猫は関節の負担や視力低下が原因のことも

高齢になると、首を伸ばして水を飲む姿勢が大変になったり、
視力が落ちて器の位置がわかりづらくなることもあります。

この場合は、水入れを高すぎず低すぎず、
首がラクにならない高さに調節してあげましょう。

活発な性格の猫は、初期対策が大事

こまめな猫や遊び好きな猫は、最初の飲み方スタイルが定着しやすく、
後から変えるのは難しい場合もあります。

そのため、小さな頃から水入れを
倒さない環境づくりをしておくのがベストです。

神経走ってる性格の場合は、環境見直しも

声や光、人や他の猫に敏感な猫は、
ごはんとは別の環境を要求していることもあります。

試しに、住み切りの部屋や部屋の方角に水入れを移してみると、
すっかりおさまる場合もありますよ。

水入れの種類別!おすすめ容器の特徴と注意点

猫の水入れにも、さまざまな型があります。
この選び方によって、こぼしやすさや水を飲まない原因にもなりえます。

ここでは、一般的な型別の特徴と、選ぶときのポイントをまとめました。

陶器製・ステンレス製のボウル

  • 重ために倒れにくいため、こぼし防止に有効
  • 表面がなめらかで洗いやすく衛生的
  • ただし、落とした時の割れやすさは注意

プラスチック製の容器

  • 軽量で持ち運びやすく、このみのデザインも多い
  • ただし、身体が軟く倒れやすいため、こぼしやすさは高め
  • 時間とともにヌメやニオイがつきやすいので要注意

自動給水器・流水型ファウンテン

  • 常に水が流れるため温度や膨泡がなく、温かく飲みやすい
  • 自然な水の流れが好きな猫には特に向いている
  • ただし、電気代や声が気になる猫には向かない場合もある

まずは、お依存の猫ちゃんが
どの型の器には反応が良いかを見て、次に挙げるのがオススメです。

すぐに買い換えない場合は、
家にある器を使って試してみるのも良いでしょう。

実際に効果があった!飼い主さんの実体験記 3選

同じ悩みを抱えていた飼い主さんたちの、
実際の対策や変化を知ることで、
自分の家庭に絶好なヒントが見つかるかもしれません。

ここでは、実際に効果があった例を 3 つご紹介します。

陶器ボウルに変えたらぴたりと止まった!

以前はプラスチック製の水入れを使っていたため、
毎日こぼして床を汚されていた飼い主さん。

怒るわけにもいかず、ストレスの陶器製ボウルに変えたところ、
ぴたりと行動が止まりました。

しっかりした重さと平結な底面で、
手をかけても動かなかったことが、戦略的な効果だったようです。

マットを下に広げたけで改善

水入れ自体は正直そんなに悪くないはずなのに、
ごちゃごちゃしてこぼすと悩んでいたご家庭。

100円ショップの滑り止めマットを底に広げただけで、
転がしてもずれなくなり、現在はすっかり解決。

「こんな簡単なことで!」という思いもよらない改善例でした。

自動給水器で飲水量UP

もともと水をこぼすだけでなく、
そもそも水をあまり飲まないことも悩みだったご家庭。

助けてごはんもしてしまうタイプの猫だったため、
流水型のウォーターファウンテンを試したところ、飲水量が大増。

ココココ…と流れる水に興味湧々、
現在は飲み過ぎでしんぱいするほどとのことです。

脱水症状に要注意!猫が水を飲まないとどうなる?

「こぼしても、飲んでるし大丈夫かな」
と思っていると危険です。

水の提供量が減ると、
猫は簡単に脱水症状になりやすく、
健康に大きな影響を与えます。

脱水症状のサインとチェック方法

以下のような状態が見られたら、
脱水症状の可能性を疑いましょう。

  • 頑なに光源のある場所にいる
  • 首目をごはんへ向けない
  • 目がへこみ、光に反応しない
  • 皮膚を輝けても元に戻らない
  • 口内がべたついてる

このような状態があれば、
早めに獣医に相談した方が良い場合もあります。

水分不足は肾脅などの病気の元に

水を飲まない時間が繰り返されると、
肾脅や組織の劣化など、さまざまな病気を抱える危険が高まります。

ただのこぼしやストレスだと気にしないことも多いのですが、
「どれくらいの頻度で」「どれくらいの量」
などの経過観察も大切です。

水分補給にはウェットフードの使用も

水入れからの飲水だけでは不安な場合は、
ウェットフードでの水分補給も有効です。

ささみやツナやスープ糸切りなど、
湯のしょうゆ辛口めを淡めにしたすーぷ、
あるいは温かいごはんを少し足すなどで、
無理なく飲水量を増やすことができます。

よくある質問(FAQ)

ここでは、飼い主さんたちからよく聞かれる質問とその回答を、
わかりやすくまとめました。

Q. 猫が水をこぼしたら厳しくしてもいいですか?

A. これはNGです。

猫はしかられることで原因が解消されるのではなく、
むしろストレスが増し、行動がえりえてしまうこともあります。

原因を探り、環境や器を見直してあげましょう。

Q. ペットボトル式の給水器はこぼし防止になりますか?

A. こぼしにくくはなりますが、注意点も。

ペットボトル式は重容量で供給されるため、
こぼしにくい便利なタイプですが、
水を入れたまま放置しておくと風味が出やすくなります。

日々の洗濯や水の交換は精心に行いましょう。

Q. どんな猫が水をこぼしやすいの?

A. 活発な性格の猫や、子猫、ストレスを抱えた猫に多いと言われます。

また、高齢猫も視力の下降や身体の効率が落ちることで、
思いがけず水をこぼす場合もあります。

年齢や行動の特徴を見て、
適切な対策を考えていきましょう。

まとめ 猫の水問題はちょっとした工夫で解決できる!

猫が水入れをこぼす、ひっくり返すといった行動に悩まされている飼い主さんは少なくありません。

しかし、この問題はちょっとした環境の見直し
器の切り替えなどの工夫で、思ったよりも簡単に改善する場合が多いのです。

こぼしたりする原因を知ることで、
それぞれの猫ちゃんに合った対策ができるようになります。

ささやかな変化で、猫も飼い主さんもお互いストレスフリーな日々を過ごせるようになるといいですね。

今日の歩みが、猫ちゃんの健康な生活へとつながりますように。

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