【2025年版】幼稚園の午前中運動会に必要な持ち物まとめ
午前開催の運動会とは?特徴と注意点
最近では、感染症対策や園児の体力面を考慮して、幼稚園の運動会を午前中だけで行う園が増えています。コンパクトに開催されるため、親としては荷物も少なめで済む反面、限られた時間での準備がカギになります。
まずは、午前開催ならではの特徴と注意点を確認しましょう。
なぜ午前だけ?背景と最近の傾向
かつては1日がかりだった運動会も、近年は「午前中で終了」が主流になりつつあります。
その背景には、
- 熱中症対策や子どもの体力への配慮
- 感染症対策としての時間短縮
- 保護者の負担軽減
など、子どもと家族の安全・快適さを重視した園の取り組みがあります。
午前中開催ならではの注意ポイント
午前中開催だからこその注意点もあります。
- 朝の準備が慌ただしくなりがちなので、前日からしっかり準備しておく。特に衣類や水筒、体操服などは寝る前に準備を整え、当日すぐに持ち出せるよう玄関にまとめておくと安心です。
- お昼をまたがないためお弁当不要なケースもあるが、水分補給はしっかりと。とはいえ、途中で小腹が空くこともあるため、個包装のおやつやゼリー飲料などを用意しておくと、子どもも喜びます。
- 午前中でも日差しが強い季節は日焼け・暑さ対策が必須。さらに、帽子だけでなく、汗をすばやく拭けるタオルや首元を冷やせるグッズなども活用すると、熱中症対策としてより効果的です。
これらを踏まえて、快適かつ安心して楽しめるように、必要な持ち物を見直していきましょう。
持ち物リスト|子ども編
絶対に必要な基本アイテム
子どもが安心して参加できるよう、以下のアイテムは必ず準備しておきましょう。
- 名前入りの水筒(冷たいお茶やスポーツドリンクなど)
- 動きやすい服装(園指定の体操服など)
- 帽子(園指定のもの、または通気性の良いもの)
- ハンカチ・ティッシュ(ポケットに入れておく)
- 替えのマスク(必要な園のみ)
- タオル(首に巻けるサイズが便利)
※ポイント:すべての持ち物には名前を必ず記入しておきましょう。
あれば助かる+α便利グッズ
- 小さな保冷バッグ(タオルや飲み物を冷やす用)
- 絆創膏や虫よけシール
- サングラス(まぶしがる子に)
- お気に入りのミニタオルやキャラクターグッズ(緊張対策)
子ども自身が安心して楽しめる工夫も、忘れずに取り入れてくださいね。
持ち物リスト|保護者・家族編
ママ・パパが持っておきたいアイテム
観覧中も快適に過ごすために、以下の持ち物を準備しておくと安心です。
- 折りたたみ椅子やレジャーシート
- 日傘または帽子、UVカットグッズ
- カメラやスマホ(予備バッテリーも)
- 飲み物(保冷できるものがおすすめ)
- タオルや汗拭きシート
※ポイント:観覧席の場所取りがある場合は、開始時刻の確認もお忘れなく!
兄弟・赤ちゃん連れならではの工夫
小さなきょうだいや赤ちゃんを連れて参加する場合は、移動や待ち時間の過ごし方にも配慮が必要です。
- 抱っこひもやベビーカー(園内ルールに注意)
- おやつや飲み物、お気に入りのおもちゃ
- 暑さ・寒さ対策のケープやブランケット
- おむつ・おしりふき・ビニール袋
きょうだいが退屈しない工夫や、赤ちゃんの快適さを守るアイテムを忘れずに。
前日・当日の忘れ物チェック
忘れがちなアイテムTOP5
前日に準備したつもりでも、当日うっかり忘れがちなものがあります。特に、運動会当日は早朝からの準備でバタバタしがち。家族みんなでリストをチェックする習慣をつけておくと安心です。以下のリストを参考に、最終チェックをお忘れなく。
- カメラのバッテリー・SDカード(容量や充電状況も要チェック)
- 替えのマスク(親子ともに。予備を数枚用意すると安心)
- 名札や登園カード(園の入口で必要な場合も多い)
- 子どもの運動靴(普段と違う靴で登園しがちなので注意)
- 観覧用の敷物やイス(座る場所が限られている場合に必須)
加えて、タオル・ウェットティッシュ・小銭や交通系ICカードなども忘れがちなので、合わせてチェックしておきましょう。
スムーズに出発するための準備術
- 前日の夜にすべての持ち物をリュックやバッグにまとめておく。忘れ物がないよう、チェックリストを見ながら詰めておくと確実です。
- 朝食後すぐに出発できるよう、身支度を子どもと一緒に練習しておく。靴や帽子を履く・かぶる動作も練習しておくと本番もスムーズです。
- スケジュールを紙に書き出して玄関や冷蔵庫に貼っておくと、家族全員で確認しやすくなります。
- 朝の時間を有効に使うために、着替えや朝食の順番も事前に話し合って決めておくとさらに安心です。
※ポイント:「何を」「いつ」「誰が」準備するかを家族で共有しておくと、慌てずに出発できます。また、スマホでリストを写真に撮っておくと外出先でも確認できて便利です。
午前中開催でも快適に楽しむために
午前中だけの運動会でも、ちょっとした工夫でぐっと快適さがアップします。限られた時間とはいえ、快適に過ごせるかどうかで楽しさも大きく変わってきます。
- 日陰を確保するための小型テントやサンシェード(園で許可されている場合)。特に夏場は日差しが強くなるので、子どもの待機中の体調管理にも役立ちます。
- スポーツ観戦用のクッションや折りたたみチェア。地面に長時間座るのは意外と疲れるため、腰や膝への負担を減らす工夫が◎。
- コンパクトなクーラーバッグに冷たい飲み物や冷却グッズ。保冷剤や凍らせた飲み物を入れておくと、暑さ対策にもなります。
- ハンディファン(携帯扇風機)や冷却スプレー。子どもがぐずったときの気分転換にも効果的。
- 使い捨てレインコートや折りたたみ傘。突然の天候の変化にも備えておくと安心です。
また、応援の際は声の大きさやマナーにも気を配り、他の保護者とも気持ちよく過ごせるようにしましょう。静かに見守る時間と、元気に声援を送る時間のメリハリを意識すると、周囲とのトラブルも防げます。
よくある質問(FAQ)
Q. お弁当は必要ですか?
A. 午前中で終了する運動会では、多くの園がお弁当なしのスタイルを採用しています。心配な場合は水分と軽いおやつを持参しましょう。
Q. 日焼け対策はどうすれば?
A. 子どもには帽子と日焼け止めクリーム、保護者は日傘やUVカットの服装で対策を。スポーツ用の冷感タオルもおすすめです。
Q. 荷物はどんなバッグが便利?
A. 両手があくリュックタイプが便利です。貴重品やチケット類はウエストポーチやサコッシュに入れて分散しましょう。